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4つの便秘症編

機能性便秘には、食事性便秘・弛緩性便秘・直腸性便秘・痙攣性便秘があります。
食事性便秘は、食物繊維の不足から糞便量が少なくなり排便回数も少なくなり、水分の不足から硬い糞便になる便秘です。
弛緩性便秘は、大腸の蠕動と緊張の低下から糞便の大腸通過時間が遷延し、過度の水分の吸収から硬い糞便になる便秘です。
直腸性便秘は、直腸肛門反射の低下に伴う便意の認知障害から糞便の直腸滞在時間が遷延し、過度の水分の吸収から硬い糞便になる便秘です。
痙攣性便秘は、左側大腸の緊張の亢進に伴う大腸攣縮から糞便の大腸通過時間が遷延し、過度の水分の吸収から硬い糞便になる便秘です。
つまり、いろんな原因で糞便が硬くなるのが便秘症です。大腸がんなどに伴う大腸狭窄などの器質的障害が原因の器質性便秘や全身性疾患や代謝性疾患などが原因の症候性便秘や薬剤の副作用などが原因の薬剤性便秘など、本質的に機能性便秘ではない便秘もあります。

これらの評価には、詳しい問診・投薬歴の確認・大腸内視鏡検査などが必須と考えます。
これらが原因の場合には、原疾患の治療や原因薬剤の減薬や休薬も必要です。