マンガで分かる切らない痔の治療と痛くない大腸内視鏡検査

お腹とお尻の診断チャート

出血編

P01出血編

お尻からの出血には、大腸からの出血と肛門からの出血があります。

肛門からの出血の原因には、内痔核、裂肛、血栓性外痔核などがあります。
【内痔核】
排便時に軟らかいイボが出たり、出血(鮮血)することがあります。
【裂肛】
排便時に痛みが出たり、出血(鮮血)することがあります。
【血栓性外痔核】
排便と関係なく腫れ(硬いしこり)と痛みが出て、まれに出血(鮮血)することがあります。

肛門からの出血の評価には、丁寧な指診・触診と肛門鏡や吸角などが必要です。
※肛門鏡:肛門の中を見る内視鏡、吸角:肛門の脱出を見る吸引器。

大腸からの出血の原因には、大腸がん・大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病などがあります。
【大腸がん・大腸ポリープ】
血便が出たり、出血(暗黒色・暗赤色・鮮血などさまざま)することがあります。
しだいに悪くなる便秘や腹部不快感・腹満・腹痛をともなうことがあります。
【潰瘍性大腸炎】
粘液まじりの血便が出たり、下痢をともなうことが多いです。
【クローン病】
下痢をくりかえしたり、出血(鮮血)したり、微熱・体重減少などをともなうことが多いです。

大腸からの出血の評価には、大腸内視鏡検査が必要です。
※大腸内視鏡:大腸の中を見る内視鏡。いわゆる大腸カメラ。

その他にも、細菌性腸炎・薬剤性腸炎・アメーバ赤痢など、お尻から出血する病気はたくさんあります。

 

【出血編質問コーナー】

患者さん

数日前、硬い便で痛みと出血がありました。
その後、便をする度に出血しています。大丈夫でしょうか?

みつみや先生

排便時に痛みがなければ内痔核からの出血の可能性が高いです。
排便時に痛みがあれば裂肛からの出血の可能性が高いです。
内痔核や裂肛からの出血ではなく大腸からの出血の可能性もあります。
大腸疾患の鑑別のため大腸内視鏡検査も受けましょうね。

痛み編

P02痛み編

新米きれ痔さん(急性裂肛)は、便秘の硬い便や下痢の水便などで、
肛門管さんにできた新しく軟らかい傷です。
排便時に痛みが出たり、出血することがあります。ほとんどは保存的加療で治ります。
もちろん、ほとんどは手術の適応もありません。
再発の予防にはお腹とお尻にやさしいお通じが大切です。
便秘や下痢を繰り返していると、新米きれ痔さんは古株きれ痔さんになっちゃいますよ。

古株きれ痔さん(慢性裂肛)は、便秘や下痢の繰り返しで、肛門管さんにできた古く硬い傷です。
排便時に痛みや出血をともないます。ほっておくと肛門狭窄の原因になります。
保存的加療では治りません。手術の適応となります。
とくに、肛門ポリープ・瘢痕形成・見張り疣・肛門狭窄をともなうものには手術をお勧めします。
が、手術を受けるかどうかは患者さんが決めることです。
お腹とお尻にやさしいお通じで痛みと出血を緩和出来れば必ずしも手術は必要ではありません。
肛門ポリープさんや見張り疣さんを引き連れているので、
古株きれ痔さんはお局きれ痔さんかもしれませんね。
古株きれ痔さん(慢性裂肛)の傷から細菌が感染すると見張り疣さんに膿がたまって、
Ⅰ型痔瘻さんになります。

脱出編

P03脱出編

肛門からの脱出の原因には、内痔核、直腸脱などがあります。
【内痔核】
排便時に軟らかいイボが出たり、出血(鮮血)することがあります。
【直腸脱・直腸粘膜脱】
排便時に直腸の全周や一部が出たり、括約筋不全をともなうと排便時以外にも出ることがあります。

肛門の脱出の評価には、丁寧な指診・触診と肛門鏡や吸角などが必要です。
※肛門鏡:肛門の中を見る内視鏡、吸角:肛門の脱出を見る吸引器。

その他にも、直腸ポリープ・慢性裂肛にともなう肛門ポリープなど、肛門から脱出する病気はたくさんあります。

腫れ・しこり編

P04腫れ・しこり編

肛門の腫れ・しこりの原因には、内外痔核・かんとん痔核、血栓性外痔核、肛門周囲膿瘍などがあります。
【内外痔核】
排便と関係なく軟らかイボが肛門に挟まっていて、括約筋不全をともなうことがあります。
【かんとん痔核】
排便時に軟らかいイボが出て、戻らなくなり腫れと強い痛みをともないます。
【血栓性外痔核】
排便と関係なく腫れ(硬いしこり)と痛みが出て、まれに出血(鮮血)することがあります。
【肛門周囲膿瘍】
急に腫れて排便と関係なく痛みをともないます。やぶれて膿がでると痔瘻です。

肛門の腫れ・しこりの評価には、丁寧な指診・触診と肛門鏡や吸角などが必要です。
※肛門鏡:肛門の中を見る内視鏡、吸角:肛門の脱出を見る吸引器。

その他にも、慢性裂肛にともなう肛門皮垂(見張り疣)など、肛門が腫れる病気はたくさんあります。

粘液・膿編

P05粘液・膿編 のコピー

お尻からの粘液・膿には、大腸からの粘液と肛門からの粘液・膿があります。

肛門からの粘液・膿の原因には、内外痔核、痔瘻、直腸脱・直腸粘膜脱などがあります。
【内外痔核】
排便と関係なく軟らかいイボが肛門に挟まっていて、括約筋不全をともなうことがあります。
【痔瘻】
肛門周囲膿瘍がやぶれて膿が出ると痔瘻です。腫れて痛みをともうことがあります。
【直腸脱・直腸粘膜脱】
排便時に直腸の全周や一部が出たり、括約筋不全をともなうと排便時以外にも出ることがあります。

肛門からの出血の評価には、丁寧な指診・触診と肛門鏡や吸角などが必要です。
※肛門鏡:肛門の中を見る内視鏡、吸角:肛門の脱出を見る吸引器。

大腸からの粘液の原因には、過敏性腸症候群、大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病などがあります。
【過敏性腸症候群】
便秘や下痢をくりかえしたり、排便後に軽快する腹痛をともなうことが多いです。
【大腸がん・大腸ポリープ】
血便が出たり、出血(暗黒色・暗赤色・鮮血などさまざま)することがあります。
しだいに悪くなる便秘や腹部不快感・腹満・腹痛をともなうことがあります。
【潰瘍性大腸炎】
粘液まじりの血便が出たり、下痢をともなうことが多いです。
【クローン病】
下痢をくりかえしたり、出血(鮮血)したり、微熱・体重減少などをともなうことが多いです。

大腸からの粘液の評価には、大腸内視鏡検査が必要です。
※大腸内視鏡:大腸の中を見る内視鏡。いわゆる大腸カメラ。

その他にも、肛門周囲皮膚炎など、お尻から粘液が出る病気はたくさんあります。

下痢・腹痛編

P06下痢・腹痛編 のコピー

くりかえす下痢・腹痛・腹鳴・腹満の原因には、過敏性腸症候群・大腸がん・潰瘍性大腸炎・クローン病などがあります。
【過敏性腸症候群】
便秘や下痢をくりかえしたり、排便後に軽快する腹痛をともなうことが多いです。
【大腸がん・大腸ポリープ】
血便が出たり、出血(暗黒色・暗赤色・鮮血などさまざま)することがあります。
しだいに悪くなる便秘や腹部不快感・腹満・腹痛をともなうことがあります。
【潰瘍性大腸炎】
粘液まじりの血便が出たり、下痢をともなうことが多いです。
【クローン病】
下痢をくりかえしたり、出血(鮮血)したり、微熱・体重減少などをともなうことが多いです。

くりかえす下痢の評価には、大腸内視鏡検査が必要です。
※大腸内視鏡:大腸の中を見る内視鏡。いわゆる大腸カメラ。

その他にも、腸結核・アメーバ赤痢など、くりかえし下痢する病気はたくさんあります。

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