神戸・三宮で大腸検査・大腸カメラ・大腸内視鏡検査といぼ痔・きれ痔の治療ならみつみや大腸肛門クリニック

日本大腸肛門病学会認定 大腸肛門病専門医

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みつみや大腸肛門クリニックでは毎年約1300人の患者さんの大腸内視鏡検査を施行しています。
患者さんの平均年齢は約50歳です。毎年・2年毎・3年毎に定期的に受診される患者さんが多いです。
日帰りの内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術で検査当日に処置可能なごくごく早期がんから外科治療適応の進行がんまで含め、大腸がんは3%前後の患者さんに見つかります。40歳からは、特に自覚症状が無くても3年毎の大腸内視鏡検査を推奨しています。ごく少数ですが20代の患者さんにも、外科治療適応の進行大腸がんを見つけています。
お腹の違和感・お尻からの出血・お通じの乱れなどがあれば、20代後半・30代でも、大腸内視鏡検査を推奨しています。
こんな症状があれば大腸がんかも。
検査を受けないのも不安、検査を受けるのも不安、出来るだけ早く、大腸内視鏡検査を受けましょうね。

毎日お通じがあれば便秘ではなくて、毎日お通じがなければ便秘だと思っている患者さんが多いです。
毎日お通じがあってもコーヒーばかり飲んでいて息まないとでない硬めの便なら便秘です。
2~3日に1回のお通じでもたっぷりと水分補給が出来ていて息まなくてもでるすこし軟らかめの便なら便秘ではありません。
排便回数が少ないのが便秘ではありません。
硬い便でお腹やお尻に負担をかけている状態が便秘です。

あなたは本当に便秘なの?

昭和15年に創設された『日本直腸肛門病学会』が、 昭和42年に『日本大腸肛門病学会』に改称され、平成元年から『専門医認定制度』が発足されました。

大腸肛門病専門医に求められるのは、痔核・裂肛・痔瘻などの肛門疾患、直腸脱・直腸瘤などの直腸疾患、肛門周囲皮膚炎・毛巣洞などのその他の肛門疾患、便秘・過敏性腸症候群などの大腸機能障害、潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患、大腸がん・大腸ポリープなどの大腸肛門病の診断・治療の知識と大腸内視鏡検査の技術です。

大腸肛門病専門医には3つあります。「Ⅰ:内科・放射線科系」・「Ⅱa:外科・大腸領域」・「Ⅱb:外科・肛門領域」の3つです。2014年現在、概算ですが、日本の医師は約30万人です。その中で、日本大腸肛門学会認定の大腸肛門病専門医は全国に約1600人です。その中で、肛門領域の専門医は全国に約300人です。

「恥ずかしい」・「怖い」を乗りこえて、肛門科を受診するときは、肛門領域の専門医である大腸肛門病専門医(Ⅱb)のいる大腸肛門科を受診してくださいね。

お尻からの出血には、大腸からの出血と肛門からの出血があります。
肛門からの出血の原因には、内痔核・裂肛・血栓性外痔核などがあります。

【内痔核】排便時に軟らかいイボが出たり、出血(鮮血)することがあります。

【裂肛】排便時に痛みが出たり、出血(鮮血)することがあります。

【血栓性外痔核】排便と関係なく腫れ(硬いしこり)と痛みが出て、まれに出血(鮮血)することがあります。

肛門からの出血の評価には、丁寧な指診・触診と肛門鏡(肛門の中を見る内視鏡)や吸角(肛門の脱出を見る吸引器)などが必要です。
大腸からの出血には大腸がん・大腸ポリープ・潰瘍性大腸炎・クローン病などがあります。

【大腸がん・大腸ポリープ】血便が出たり、出血(暗黒色・暗赤色・鮮血などさまざま)することがあります。しだいに悪くなる便秘や腹部不快感・腹満・腹痛をともなうことがあります。

【潰瘍性大腸炎】粘液まじりの血便が出たり、下痢をともなうことが多いです。

【クローン病】下痢をくりかえしたり、出血(鮮血)したり、微熱・体重減少などをともなうことが多いです。

大腸からの出血の評価には、大腸内視鏡検査(大腸の中を見る内視鏡・いわゆる大腸カメラ)が必要です。
その他にも、細菌性腸炎・薬剤性腸炎・アメーバ赤痢など、お尻から出血する病気はたくさんあります。

日本人の大腸癌罹患率・死亡数が増えています。2018年の統計で日本人の癌罹患率で大腸癌は男性で3位・女性で2位です。さらに、2019年の統計で日本人の癌死亡数で大腸癌は男性の3位・女性の1位となっています。

食生活の欧米化による高脂肪・高エネルギー食や食物繊維・炭水化物の摂取不足に伴う腸内環境の悪化、現代社会のストレスに伴う心と体の免疫力の低下、アルコールの摂取による活性酸素の増加に伴うDNAの合成・修復に必要な葉酸の破壊、喫煙に伴う有害物質の摂取(喫煙者の大腸癌死亡率は非喫煙者の1.4倍)、肥満によるインスリン分泌過剰に伴う癌細胞の増殖、便秘による腸管蠕動の低下に伴う発癌性物質との接触時間の増加などが大腸癌の原因と言われています。

特に女性では、もともと便秘気味の方が多いことや、肛門からの出血で医療機関を受診する恥ずかしさから発見が遅れることで、死亡率が高いのではないかと考えられています。

ほとんどの大腸癌は腺腫(良性ポリープ)として生まれたものが腺腫内腺癌(悪性ポリープ)へと成長したものです。定期的大腸内視鏡検査で腺腫として生まれたものを処理できれば、ほとんどの大腸癌は予防できます。わずかに腺腫から発生しないデノボ癌と呼ばれるがんもありますが、大腸癌は早期に発見できれば治りやすい癌のひとつです。

わたしのクリニックでは、『心と体にやさしい大腸肛門病診療』を理念に、検査前・検査中・検査後も含め『恥ずかしくない』・『痛くない』を心掛ける大腸内視鏡検査を行わせていただいております。