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マンガで分かる切らない痔の治療と痛くない大腸内視鏡検査

過敏性腸症候群の治療編

わたしの患者さんには、過敏性腸症候群だけの患者さんと過敏性腸症候群&食事性便秘の患者さんがいます。
過敏性腸症候群&食事性便秘の患者さんは、排便ペースに対して充分な水分を摂取することから治療を始めます。
水分摂取の改善後に硬い便がなくなれば、過敏性腸症候群だけの患者さんと一緒ですからね。過敏性腸症候群の患者さんの主な症状は、S状結腸・直腸の過剰な蠕動に伴う残便感・腹鳴・腹満・腹痛などのしぶり腹です。
下痢・しぶり腹ならイリボー、しぶり腹だけなら桂枝加芍薬湯が第1選択となります。
いずれも、過剰な蠕動を抑えるお薬です。桂枝加芍薬湯を飴の粉で薄めた小建中湯も選択肢の1つです。
また、減っているであろうビフィズス菌の補充のためビオフェルミンも加えます。
これらのお薬が効いてしぶり腹が改善した結果、排便ペースがスローダウンした時は水分摂取量を増やさないと硬い便になることもあります
気をつけてくださいね。