神戸・三宮で大腸検査・大腸カメラ・大腸内視鏡検査といぼ痔・きれ痔の治療ならみつみや大腸肛門クリニック

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マンガで分かる切らない痔の治療と痛くない大腸内視鏡検査

保存的加療編

手術だけが痔の治療では、ありません。痔は生活習慣病です。ほとんどの痔は、内服薬と外用薬の組み合わせと生活習慣の改善で治ります。また、生活習慣の改善は痔の再発の予防にもなります。お腹とお尻にやさしい生活習慣を心掛けましょう。

出血・痛み・脱出など、痔が疑われる症状の原因が、大腸がん・大腸ポリープ・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)などの大腸の病気である可能性もあります。大腸内視鏡検査による確認も必要です。

症状の原因が痔であることが確認できれば、保存的加療を始めます。保存的加療を続けても、症状に改善がなければ、注射療法や手術も考えます。

痔のお薬には、内服薬と外用薬があります。内服薬には、出血・痛み・腫れなどの症状を抑えるお薬と便をやわらかくするお薬などがあります。軟膏・坐薬などの外用薬には、出血・痛み・腫れなどの症状を抑える効果と潤滑薬として便をスムーズに送り出す効果があります。

生活習慣の改善のため、生活指導(立ちっぱなしや座りっぱなしに注意・毎日の運動が大切・毎日の入浴が大切など)・食事指導(水分や食物繊維の摂取が大切・刺激物の摂取に注意など)・排便指導(便秘や下痢に注意・トイレは5分以内が大切)も行います。

早めの受診であれば、ほとんどの痔はお薬と生活習慣の改善で治ります。また、生活習慣の改善は、痔の再発を予防します。痔を疑う症状があれば、早めに専門医の診察を受けてください。また、大腸の病気にも気をつけてくださいね。