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便秘症と過敏性腸症候群編

便秘の原因はさまざまです。
大腸がんなどが原因の器質性便秘や基礎疾患が原因の症候性便秘や薬剤が原因の薬剤性便秘よりも、水分や食物繊維の不足が原因の食事性便秘の可能性が高いです。
患者さんの年齢層が比較的若いこともあるのでしょうが、わたしの患者さんには弛緩性便秘や直腸性便秘の患者さんは少ない印象です。

過敏性症候群は心のストレスや体の疲れなどから自律神経のバランスが乱れた際に大腸の蠕動が亢進する体質です。
ほとんどの患者さんは下痢・腹痛・腹満・腹鳴・残便感などで悩んでいます。
一番難しいのは、過敏性腸症候群の体質に食事性便秘が加わった患者さんの痙攣性便秘です。
極端に水分が不足していると便秘・腹痛・腹満・腹鳴・残便感だけで下痢がないこともあります。
このことから便症の治療のはじめの一歩は必要十分な水分摂取だと考えます。
水分摂取だけで便秘が改善するわけではありませんが水分不足のままでは便秘は改善しませんね。